注文住宅を建てる場合には、土地を購入する必要があります。ですので、家を建てるときには、土地購入にいくら使うか、建物にいくら使うのか、という配分を事前に決めておかなければなりません。

ただ土地というのは、どれくらいの価格がかかるのか、どうやって調べたらいいのかがわかりにくいと思います。ここでは、狛江の土地価格の相場やこれまでの推移、将来の予想などを解説したいと思います。狛江で注文住宅の購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

狛江の土地価格の相場は？

狛江の土地価格の相場はどれくらいなのでしょうか？ここでは、国土交通省が提示している「公示地価」と、実際に取引された土地価格である「実勢価格」を元に調査してみました。

公示地価平均は？

狛江市の公示地価平均（2018年） 316,357円/㎡

「公示地価」とは、国土交通省が定めた全国の標準地を対象に、1㎡あたりの価格を示したものです。公示地価は、土地取引の指標となるもので、いわゆる資産価値を表します。市場で取引される場合には、この公示地価を参考に、経済状況を踏まえて土地価格が決まることになります。

公示地価は、『標準地・基準地検索システム～国土交通省地価公示・都道府県地価調査～』で発表されています。ここでは、狛江市の14ヶ所の標準地の2018年1月1日に調査された価格が表示されています。14ヶ所の価格の平均が上の価格です。

狛江の土地の実勢価格は？

狛江市の実勢価格平均（2017年） 309,677円/㎡

「実勢価格」とは、実際に売買取引されている土地の価格のことです。国が発表する「公示地価」よりも、売買価格に1番近く、実態に近い価格といえます。

ただし、実勢価格はあくまでも過去の取引例によるデータですので、公示地価と同様に必ずしもその価格で売買できるわけではないという点に注意が必要です。

実勢価格は、『国土交通省 土地総合情報システム』でわかります。ここでは、2017年に売買された31ヶ所の狛江市の土地価格が表示されています。31ヶ所の価格の平均が上の価格です。

公示地価よりも、実態価格が平米あたり7,000円ほど低い結果となっています。

狛江市の地価推移

これまでの狛江の地価はどのように推移してきたのでしょうか？ここ10年の公示地価の推移を表にしてみました。

2016年まで、公示地価は下がり続けましたが、ここ2年は上がってきています。景気の影響もあると思いますが、今後も地価が上がることが予想されます。

年 公示地価平均 前年比
2008年 371,625円/㎡ +8.70％ ↑
2009年 344,750円/㎡ -7.23％ ↓
2010年 326,625円/㎡ -5.26％ ↓
2011年 323,750円/㎡ -0.88％ ↓
2012年 321,125円/㎡ -0.81％ ↓
2013年 319,750円/㎡ -0.43％ ↓
2014年 318,555円/㎡ -0.37％ ↓
2015年 312,000円/㎡ -2.06％ ↓
2016年 309,769円/㎡ -0.71％ ↓
2017年 312,000円/㎡ +0.72％ ↑
2018年 316,357円/㎡ +1.39％ ↑

狛江の土地価格の将来の予想は？

土地の価格というのは、銀行の金利によって変わります。ですので、土地価格が今後どうなるかはわかりません。金利動向を見ていくことで、今後の土地価格が予想できるかもしれません。ぜひ金利の動向をチェックしてみてください。ちなみにとある銀行の平成30年3月の金利は以下です。

変動金利 2.475％
固定3年 2.9％
固定5年 3.15％
固定10年 3.30％
固定31～35年 1.49％

また、2018年3月17日に小田急線のダイヤ改正がありました。それによって、狛江駅に「準急」が新たに停車するようになりました。それにより、新宿まで22分で行けることに。このように交通の便がよくなることで、今後住む人が増えていくと思われます。住人が増えることで、今後土地価格が上がることが予想されます。

狛江で狙い目の土地は？

狛江市には、和泉本町、猪方、岩戸南、岩戸北、駒井町、中和泉、西和泉、西野川、東和泉、東野川、元和泉という町があります。

狛江で人気の町は和泉本町1丁目周辺。駅からも距離が近い便利なエリアですが、その分価格が高くなります。

おすすめなのは、狛江駅から徒歩15分圏内で3500万円以下の土地です。弊社ですと土地購入と住宅購入すべてで、5000万円以内で住宅を建てることができるのでおすすめです。

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